『小僧の神様』/志賀直哉/岩波文庫
2012/3/26読了。
これも本棚にあったのだけれども、俺の本じゃないから借りて読んだ。
恥ずかしながら志賀直哉を読んだのはこれがはじめて。なんとなく読み辛い作品を書く人という先入観をもっていたのだけど、全然違った。
読み終えて鳥肌が立った。なんだこの感じ? 些細なことではあるけれど、ちょっと奇妙な物語。これに似たような事例はたくさんあるかもしれんけど、素材のバランスが良いのかなあ。小僧とすし屋という組み合わせも絶妙なのだろう。
祖語について考えている。
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