『蒲団』 田山花袋 ◎5/150

『蒲団』/田山花袋/岩波文庫
2012/5/11読了。

これも本棚にあったけど俺の本じゃないから借りて読んだ。
基本的にはおやじの内なる恋のおはなしであるから、読んでいてあまり気持ちの良いものじゃない。外面と内面のバランスが、まあ、面白いけれども。
取り立てて素晴らしい作品という気はしないが、当時としては強い影響力をもった作品だったのだろうなあ。
良くも悪くも、これ以降、私小説が多く書かれるようになっていった切欠の作品ではあるらしい。

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