しんぼる(2009)

 

監督:松本人志
脚本:松本人志/高須光聖
出演:松本人志

 

なんだかよくわからないけれども、面白い映画だった。
同時に進行していくメキシコレスラーのストーリーが、予想外のところで、予想外に、そして雑に交わる。
CGの質の落差が面白いなあ。
この作品は、きっと賛否両論って感じなのであろうけれども、
映画なんて星の数ほどあるのだから、こういう映画があってもよいよなあ、とは思う。
見終えて数日してから、妙な余韻に振り回されそうな気がする。

空中庭園(2005)





監督/脚本:豊田利晃
原作:角田光代『空中庭園』(文藝春秋刊)
出演:小泉今日子/板尾創路/鈴木杏/広田雅裕/ほか

 

観はじめて3分ぐらいして、「この映画、観たことあるんじゃね?」と思った。
10分ぐらいして、「やっぱり観たことあるわ」って思った。
前に一回観たことあったんだなあ。とりあえず、それでも最後まで観た。
前に観た時も感じた気がするが、取り立てて良くも悪くもない映画だなあ。
あんまり記憶にも残りそうにないなあ。
また何年かしたら、まだ観てないつもりで観ちゃうかもなあ。


			

地球で最後のふたり(2003)

監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン
脚本:ペンエーグ・ラッタナルアーン/プラープダー・ユン
撮影:クリストファー・ドイル
出演:浅野忠信/シニター・ブンヤサック/ライラ・ブンヤサック/ほか

 

とてもステキな作品であった。久しぶりに映画らしい映画を観た気がする。
特に前情報もなく、期待もせずに観たのもよかったのかもしれない。
物語はシンプルで、すごく静か。
時折、不可解なシーンが入っている為、想像力の範囲を無駄に広げすぎてしまっている気がする。
タイトルがなんだかなあ、もうちょっと良いタイトルがあったんじゃないかねえ。
でもまあ、すばらしい映画だった。

【パオ】時計―インチキな純正風味―

パオに時計を取り付けた。
カーナビがあるから、まあ、時計はなくてもなんとかなるのだが、
いつもカーナビをつけているわけでもないし、やはりないのは不便ということで、
前々から探してはいたのだが、なかなかよいものが見つからなかった。

 

スピードメーターの横に穴をあけて埋め込むという方法もあるようだが、
できれば穴なんてあけたくない。
ということで、マグネットタイプで小さくて、パオに似合うものを探した。

 

で、色々探した結果、候補はふたつ。

 

ひとつ目は、ダルトンのミニクロック、
色も色々あって、アイボリーならよかろうと思った。
ただ、ちょっとかわいすぎる気もした。女性には良かろうと思う。

 

 

ふたつ目の候補は、無印良品のミニクロック
小さくてシンプルで良い感じ。

 


 



 

 

 

 



 

で、無印のミニクロックを買った。
で、買ってすぐにばらした。
色がホワイトだったから、アイボリーに塗り替えて、文字盤も作った。

 

 

文字盤はスピードメーターに近い感じのデザインにしてみた。
中央ちょい下にパオのロゴ(?)的なものをあしらって、インチキな純正風味。

組み立て直してこんな感じ↓。

 


 

取り付けてみたのがこんな感じ↓。


 

アイボリーの水性ペンキを塗ったのだけど、若干色合いが違うなあ。
まあ、同じなわけはないのだけれども。
でもそんなに違和感は感じないから、まあよいかな。
気になるようならまた塗り直せば良いしなあ。
ということで、インチキな純正風味の時計完成。





			

アウトレイジ・ビヨンド(2012)




 

 

 

 

 

 

 












 

監督・脚本・編集:北野武
撮影:柳島克己
出演:ビートたけし/西田敏行/三浦友和/小日向文世/加瀬亮/ほか

 

前作とはだいぶ毛色が違うなあ。まあ、同じ毛色では面白味もないけどなあ。
今作は復讐劇という感じかねえ、編集もうまいし、役者の芝居もなかなかのものなので、
観ていて飽きない。キャスティングが贅沢すぎるよなあ。
前作に出演していた椎名桔平がすごく良くて、
彼は前作で死んでしまったので今回は出ていないのが残念だったのだけれども、
代わりと言っては何だが、今作では高橋克典が良い感じだった。
立ち振る舞いが良い。科白もないし、終始サングラスをかけているのだけど、だから良かったのであろうなあ。
総合的にはすごく良い映画だったけれども、音楽がイマイチだったかなあ、前作は悪くなかったんだけどなあ。
それにしても、ビートたけしはおじいちゃんになったなあ、なんだか画面から優しさが滲み出てるじゃないか。